The SAMOS

エンディングテーマ "Time Shift"

ジャンルのボーダーを超えた未来のモダン・ニューウェイヴ・リアル・ミクスチャーバンド「SBK」や「Steady&Co.,」としてメジャーシーンに大きな衝 撃を与えた ShigeoJD が率いる、アンダーグラウンドベースのクラブミュージックと持ち前のポップネスを融合させたエレクトロニック・ニューウェーブ・バンド『TheSAMOS』。

 

メンバーはヴォーカル/ギター/そしてシーケンサーを縦横無尽に操る ShigeoJD、エレクトリックドラム/ヴォーカルを担当する M.I.T、シンセサイザー、DJ担当の Raymond の3ピース。2007年BMG JAPANより「KAFKA HIGH」でメジャーデビュー。

 

『The SAMOS (セイモス)』というバンド名は、20世紀における最も重要な現代アーティストの1人であるジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)が、1970年代後半に謎めいた落書きやグラフィティなど独特の表現でニューヨークのサブカルチャー・シーンを席巻した覆面アーティスト時代に用いた名称「SAMO(セイモ)」に由来する。

 

『The SAMOS』結成当時、クラブシーンでバンドスタイルでのライブ出演は稀有なものであったにもかかわらず、ダンスミュージックとロックが見事に融合したそのスタイルが話題を集め、幾多のクラブイベントから出演オファーを受け、クラウドに新たなダンスミュージックの魅せ方を提案し 熱狂の渦へと巻き込んでいった。

 

『The SAMOS』のサウンドは、メンバーそれぞれの音楽的なバックグラウンドとその時々の音楽的な趣向を巧みにミックスし、ニューウェーブ的アプローチから、エレクトロやシューゲイズドハウスなど、これまで発表したアルバムや楽曲ごとに異なる様々な世界観を表現しており、『 The SAMOS』 というフィルターを通し、メジャーシーンとアンダーグラウンドシーンのボーダーをシニカルな視点で見つめる彼らならではの解釈で成り立つロックでありクラブミュージックであり、ダンスミュージックへの純粋な愛情とエレクトロニックミュージックから何かを紡ぎだそうとする強い決意から生み出されている。

 

楽曲制作においては、バンドが意識し続けてきた「テクノとビートルズの融合」というコンセプトに基づいてプロデュースしており、アルバムや楽曲ごとに変化する表現方法やジャンルの異なる様々なアプローチを駆使しながらも、全てが『The SAMOS 』らしいと思わせる説得力とオリジナリティーを築き上げている。

そして2019年、前作「Crystallized」から早7年の月日を経て、いよいよ『The SAMOS』がシーンに帰ってくる。


 

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